逗子開成中学ってどんな学校?

花粉が飛び交ったり、暖かくなったり寒くなったり、はたまた明日は関東甲信地方は大雪になるとかならないとか…(^_^;)

体調を維持するのにもひと苦労ですね。皆さんは、大丈夫でしょうか?
たまたま逗子開成のオープンキャンパスのお知らせが届きましたので、逗子開成のことについて書こうと思いました。

逗子開成中学ってどんな学校?

JR線の逗子駅、または京浜急行線の新逗子駅から徒歩12分くらいのところにあります。校舎は逗子海岸に面していて、ヨット部が有名ですね。授業でも立地を活かしたヨット演習や遠泳の授業もあり、3年生でニュージーランド研修があります。海洋教育や国際交流、情操教育など、独自色の強い教育科目を持ちます。地震による津波を恐れて敬遠しようとするご家庭があるようですが、逆に対策はバッチリですし、避難訓練も行っております。何分で安全なところまでいけるかまで、学校は把握しております。制服はブレザーですね。

中高一貫の男子校です。1クラスが35人前後と少人数制です。中学3年生から選抜クラスを設けるなど、大学進学への高い意識が見られます。今日の時点で東京大学7名、東京工業大学11名、一橋大学5名、京都大学2名、北海道大学5名、東北大学8名と、国公立大学は昨年度並みだったようです。

また私立大学はというと、早稲田大学64名慶應義塾大学63名、上智大学30名、東京理科大学81名をはじめとし、昨年774名ののべ合格者数に対して、今年は788名だったようです。東京大学2けた合格を目指します!と宣言したのが…何年前か忘れましたが、まだ達成はされていないようです(^_^;)
東京大学だけが全てではありませんが…目標は大事ですね!

また、海辺に立地することを活かした海洋教育という独自の科目があり、これがまた、魅力的なんです。泳げない子もご安心ください。きちんと泳げるようになります。国際交流がさかんですので、明るい生徒が多いかも知れません。また夏の遠泳、冬の持久走と心身ともに鍛えられるカリキュラムがあるので、わりとストレスに強くなれるようです。 全33種類(運動部13、文化部20)の部活動があり、独特のものも多いです。個人的にはヨット部やインターアクト部、奇術部やサブカルチャー研究部、総合芸術部などが珍しいなぁ…と感じています。僕は野球をずっとやってきたので、毎年、夏の予選では応援しているのですが(教え子の進学した学校は、必ず応援してます!)、なかなか上には勝ち上がれないですね(^_^;)

算数の出題傾向と対策

試験時間は50分間です。大問は5題。総小問数もだいたい20問前後で落ち着いています。大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が応用問題、という流れは、今後も変わらないと思います。比較的難しい図形問題が多くて、他の受験生たちと差がつく要因となっています。だって、神奈川御三家と言われる聖光学院浅野と遜色ないレベルですから…。だからこそ、他の平均的な難易度の問題は、確実にゲットしておきたいところです。また、図形は時間がかかることがあるので、試験時間のペース配分もカギになってきます。図形問題はいろいろな中学の入試問題を解いて、図形の多方面からの見方に慣れておくと良いですね。

図形に次いで重要になるのが、「数の性質」や「規則性」です。逗子開成が好きな単元ですね。考え方の記述が求められることもありますので、作業する力や粘り強さ、も求められています。最近の子ども達は、すぐに諦めてしまいがちですから、そういうところも兼ね備えた男の子に来て欲しいんだと思います。
また、「速さ」に関する特殊算や、「グラフ」を絡めた問題もよく取り上げられますので、慣れておく必要がありますね。資料やグラフから、どういうことが読み取れるのか?という分析力も必要なんですね。

合格点を取るためのポイント

*大問1の計算問題は、基本的な計算力が試される問題です。でも、計算の工夫をすれば、簡単に解けてしまう問題も混ざっていますので、「げっ!めんどくさいなー。でも絶対何か工夫する余地があるはずだ」と、落ち着いて対処しましょう。こういう視点は、合格する子が必ず持っている特徴です。

*大問2の小問集合は、気を緩めることなく取り組みましょう。ただし、毎年出る問題はおおよそ決まっているので、解きやすい問題から解いていきましょう。たとえば…「売買損益」「食塩水」「数の性質」、簡単な図形の角度や面積、体積などを求める問題などが、ほぼ毎年出ています。他には、「場合の数」「平均算」「周期算」などが気になります。落としてはならない問題です。確実に正解しておきたいところです。

*図形問題と一口に言っても、種類は多岐にわたります、面積や体積はもちろんのこと、長さや角度、展開図、相似比、面積比など、さまざまです。本当にいろいろな中学の入試問題を解いて、自分の引き出しを増やしておくことです。複雑な問題ではありますが、ひらめかなければ解けないというような問題ではありません。解法がちゃんと頭に入っていれば、糸口は必ず見つかります。

まとめ

逗子開成は3回も試験を受けられます。回を追うごとに難易度は上がりますが…(^_^;)
偏差値が60を超えている中学で、3回も入試日程を設定している学校って、そんなにないかも知れません。栄光学園サレジオ学院などのトップ層の滑り止めとしても受けられます。 併願校としては鎌倉学園(男子校)、滑り止めとしては法政大学第二(共学校)桐光学園(併学校)などがあるようです。ただ、正直な話、逗子開成を目指して勉強していたのでは、逗子開成の合格は厳しいと思います。栄光学園などのトップ層を受けて、残念ながら不合格だった受験生が、逗子開成に来るからです。神奈川御三家である栄光学園・聖光学院・浅野を目指し、勉強を進めていきましょう!

過去問を始める6年生の夏以降に、逗子開成に切り替えても充分間に合います。
入試傾向を分析し、入試対策をしっかり行えば、塾がどこだろうと、クラスがどこだろうと、大丈夫です!

長くなりましたので、次回は国語についてです。

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Shonan FELIX 代表 米本 喜彦

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