転塾するメリットとデメリット|悔いのない中学受験6つのポイント

こんにちは。

私は神奈川県の藤沢という地で、「論理的思考力とコミュニケーションスキルを身につけておけば、将来食いっぱぐれることはございません」という理念で中学受験の学習塾を営んでいる米本と申します。

今回のテーマは「転塾」です。昔は塾に入ったら、「最後まで塾を信頼し、お世話になる」ということが当たり前であり、転塾するのはよほどの事情がない限り、あまりなかったように思います。ところが最近では「このままでよいのだろうか」「塾の方針と実際に指導されている先生の言動が違っていて、とまどっている」「消化しきれない宿題を必死になってこなしているが、成績が一向に上がらない」といった悩みを持つ親御さんが、少なからずいらっしゃると思います。

というわけで「転塾したい気持ちもあるが、それによって入試が失敗するかもしれない」という不安を解消するために、転塾するかどうかを決断する材料になれば…と思い、転塾のポイントをまとめてみました。
中学受験はとにかく「お金」と「時間」と「手間」がかかりますから、本音で言えば、できれば失敗したくないというお気持ちですよね。痛いほどよく分かります。後悔したくありませんよね。

大切なことは「転塾する理由をしっかり書き出す」ということと「理由は家庭によって違うから周りには惑わされず、家庭の方針を貫く」ということです。どうぞ最後までご覧になって、転塾して悔いのない中学受験を目指しましょう。

転塾するって勇気がいる!

転塾を考えるときはどんなときでしょうか?お子さまの成績が下がり続けているときだったり、勉強へのモチベーションが下がっているときだったり、はたまた、通塾中の塾(もしくは講師)に対して不満を抱えているときだったり…。そうかと思えば、友達同士のイザコザが原因で、塾を変えたいといきなりお子さまから伝えられたり…とさまざまな原因が考えられます。そうは言っても、今までお世話になってきた塾に(または講師)に対して申し訳ないのではないか?塾を変えたところで、我が子の成績は伸びるのか?など、環境を変えることに対して、とても勇気が必要ですよね。

ましてや転塾しても逆に成績が下がったりして受験失敗…なんてことになったら「お母さんのせいで落ちちゃったじゃないか!」とお子さまに責められかねないですよね。リスクが怖くて、なかなか転塾に踏み出すことができないですよね。

では、転塾の「メリット」と「デメリット」を書き出してみます。ご家庭の方針とお子さまの状況に沿って、「転塾に一歩踏み出す」、もしくは「転塾は辞めておく」という判断をして行きましょう!

転塾のメリット

①勉強に対するモチベーションが上がる

お子さまの勉強に対するモチベーションが下がっているときは、どんなときでしょうか?
例えば…一生懸命、頑張っているのに成績が上がらないとき。これはツラいですよね。しかも塾でおススメされた講座を全て受講し、出された膨大な量の宿題も夜中までかかって取り組んでいる。それでも成績が上がらない…。これはお子さまにとって悲劇以外の何物でもありません。お母さまも苦しいでしょう。こんなに頑張っている我が子の姿を見ていて、涙が出てきたこともあるかと思います。だから、さらに我が子に「頑張れ」とは言えないですよね。親子ともにモチベーションが下がってしまいます。

こういうときに、「環境を変えてみる=転塾してみる」と、案外うまく行きます。やる気を失っていたお子さんも、新しい環境で新しいスタートを切るとなると、気持ちが引き締まりますし、前向きな気持ちにもなります。今まで量が多すぎてできていなかった宿題もいったんリセット(やらなくても良い)し、新しく出された宿題だけにしっかりと取り組んでいく。このようにすれば、お子さまのやる気も出てきますし、お母さまのモヤモヤした気持ちも払しょくされます。転塾のメリットの1つでしょう。

②消化不良を解消できる

いま通っている塾から出される宿題が、お子さまのキャパを超えている場合、消化不良を起こしている可能性が高いです。自宅でじっくり時間を取って復習したいのに、オプション授業やら〇〇テストやらで、なかなか時間が取れない状況だとすると、転塾した方が消化不良を解消できる可能性が高いため、おススメです。もちろん、テストばかりで、復習する時間をキチンと取れない塾では意味がありません。しっかりと時間を確保できる塾を探さないといけません。特に、「ゆっくり、じっくり考えたいお子さん」や、「納得が行かないと、なかなか先に進めないお子さん」の場合、そもそもテンポの早い授業だと、ついていくことができていないでしょうし、実際に合わないケースが多いものです。

また、「この問題を質問してきてね」と言って塾に送り出したはずなのに、結局、聞いて来なかったため親子ゲンカになってしまった、という経験はありませんか?理由を聞くと「先生が忙しそうだったから聞けなかった」という理由が多いはずです。本当にそうかも知れませんし、嘘かも知れません。本当は質問したかったのに、どうしても担当の先生が苦手(もしくは怖い)なので、聞きに行けなかった…ということだったのかも知れません。ただ正直にそう言うと「そんなのよりも聞いてくる方が大事でしょ!」と怒られてしまうかも知れないから、背に腹は代えられず嘘をついてしまった…のかも知れませんね(笑)。

いずれにしましても、そういう状況ですと、消化不良の状態がどんどん蓄積してしまい、6年生の夏になってから、結局何もわかっていなかったということが発覚…なんてことになりかねません。そうなってしまっては目も当てられませんし、手のほどこしようがありません。そうならないためにも、転塾によって消化不良が解消される、というのも、転塾のメリットの1つです。

③お子さんに合う先生との出会い

こればかりは転塾してみないと分からない部分はありますが、無料体験授業で教えてもらった先生がお子さんにピッタリ合っていたりすると、もう転塾するしかありませんよね。ただ、塾によっては「無料体験授業用の先生」を用意していて、入塾したら担当の先生(もしくは教室の責任者)が変わっていた…というケースもあるようですので、キチンと確かめてから入塾することをお勧めいたします。

どういう先生が我が子に合っているか?は、教え方の上手いヘタではありません。算数であれば解き方を複数持っていて、Aくんにはこの解き方で説明し、Bさんにはあの解き方で説明する、ということができる先生(教え方に幅のある先生)だと、可能性は極めて高いですね。「例えばね…」と言って、野球をやっている子には野球を使って例えてみたり、サッカーをやっている子にはサッカーを使って例えてたりしてみる先生は、とても分かりやすいですよね。ただ教えるだけではなく、いろんな比喩表現を持っている先生との出会いは、そうそうあるものではありません。だから転塾をする際は、複数の塾へ行き、無料体験授業を経験してきましょう。お子さんの未来が変わってしまうかも知れない「転塾」です。慎重かつ大胆に!

転塾のデメリット

どんな塾に通っていようとも、やはり多かれ少なかれ、不満や不安はあるものです。これは大手塾でも個人塾でも変わりません。例えば、不動産を借りたり購入したりするときも同じですよね。全てに満足する物件なんて、まぁありません。予算内におさまるか?最寄り駅から徒歩10分圏内じゃなきゃイヤ、間取りは家族4人だから3LDKは欲しいし、リビングは南向きじゃなきゃイヤ、しかも15畳以上じゃないと…などなど。マンションなら5階以上に住みたい…など要望はあります。でも、全ての条件をクリアする物件は…ほぼ皆無です。やはりどこかを我慢しなければなりません。それでも欲しい物件なのかを天秤にはかり、決断する訳です。

同じように、どんな塾でも「完璧な塾」なんてやはり皆無に等しいです。さらにお子さまの性格、現状の成績、また学習スタイルなどで、同じ塾でも評価は変わってきます。こういう観点から、他人の意見は鵜呑みにしない方がよろしいかと思います。その上で、考えられる「転塾のデメリット」を挙げてみますね。

①新しい環境に慣れるまで時間がかかる

転塾すると、新しい塾での環境に慣れるまで、少なからず時間がかかります。教えてくれる先生の声量や教え方、学習方法もそうですし、お友達関係もそうです。宿題の量、1週間の過ごし方、通塾時間など今までとは全てが変わりますから、せっかく意気込んで転塾しても、すぐに成果を出すのはなかなか難しいことなのです。
ないとは思いますが、もしもお子さまが嫌がる中、無理やり転塾させると、塾へ行くことや勉強すること自体が嫌になってしまいます。「あ、ウチのお母さんには何を言ってもダメなんだな…」と感じた瞬間、もう心を閉ざして、本当のことや気持ちを伝えてくれることはなくなります。コミュニケーションの問題でもありますが、少なくとも、お子さまに「このままじゃマズイな」という気持ちが芽生えていないと、なかなかうまくいかないものです。

②カリキュラムに穴ができてしまう

これは、通っていた塾でまだ習っていないカリキュラムが、転塾先の塾ではもうすでに学習済みだったという場合です。転塾先の塾長さんや担当の先生方に相談し、解決できることがほとんどだとは思いますが、一応、こういうデメリットが生じると考えられますので、転塾の相談のため個人面談をする時に、きちんと伺っておきましょう。個人面談の担当者の目の前でメモ帳に記入するぐらいの圧をかけてもよろしいかと思います(笑)。あとで言った言わないの言い争いを避けるためです。どういう方法でフォローしていただけるのかを確認することは、とても大事なコトです。お子さまのためにもあらかじめ明らかにしておきましょう。もしあやふやなお返事しか返って来なかった場合は、そこの塾への転塾はやめておきましょう。

③転塾がクセになってしまう

成績が良くなるだろうと思い転塾してみたものの、逆に下がってしまった…。しかも、最初はテンションも上がっていて、心機一転、頑張ろうと頑張ってはみたが、モチベーションが続かず惰性に流されてしまっている…。ウチの子、ここの塾も合わないんじゃないかしら?などという思考に陥り、また転塾を考えてしまいがちになってしまいます。お子さまではなく、保護者の方がブレやすいのかも知れません。これでは「転塾ジプシー」と揶揄されても仕方がないですね。転塾は1回までです。あとは転塾先の塾に、最後まで骨をうずめるつもりで食らいつきましょう。転塾前に個人面談でキチンと確認したはずですから、細かい手を打ってくれるはずです。コチラ側の要望をきいてもらうために、有効な相談の仕方(言い方)がありますが、ここでは割愛いたします。

お子さまのため、真剣に考え、自宅でも実践し、それでも改善しない場合は、塾に相談いたしましょう。迷っていたり、様子を見ていたりする時間はもったいないです。すぐ行動に移しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?一言で「転塾する」と言っても、精神的にも肉体的にも経済的にも負担は生じます。特にお子さまの負担は、大人が想像する以上に大きいでしょう。繰り返しますが、大切なことは「勉強に対するモチベーションが上がる」「消化不良を解消できる」「お子さまに合う先生との出会い」というメリットがある一方、「新しい環境に慣れるまでに時間がかかる」「カリキュラムに穴ができてしまう」「転塾がクセになってしまう」というデメリットもあることを、常に頭の隅に入れておきましょう。

この記事の内容が功を奏し、転塾した結果、お子さまの表情が明るくなり、見事、第一志望校に合格できました!となるような中学受験になれば幸いです!

Shonan FELIX 代表
米本 喜彦

どうせやるなら、人生を変える勉強をしませんか?

記事を最後までお読みくださりありがとうございます!
このブログを執筆している米本喜彦と申します。

湘南・藤沢で"Shonan FELIX"という学習塾を営んでおり、他塾との相違点は、ズバリ「論理的思考力」と「コミュニケーションスキル」を身に付けることができる塾だという点です。

Shonan FELIXでは
・物事を筋道立てて考える力
・誰でも納得できる会話力
・正しく理解する分析力
・問題解決能力など
という社会に出てから本当に必要な力を身に付けるために日々授業を行っています!
我が子には、自分でお金を稼ぎ、キチンと生活してもらいたいはずです。まさに「論理的思考力とコミュニケーションスキル」はこの自立していくための必要不可欠なツールなのです。

どんな些細なことでも構いません。
お子さまのためにどうぞ、ご相談ください。

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