中学入試がいよいよ迫る!~算数4つの注意点~

神奈川県の中学入試が、いよいよ3日後に迫って来ました。
最後の総仕上げですね。と言っても、やれることはそう多くありません。
でもやっておけば確実に点数に繋がります。入試当日のことも含めて、今からでも確認しておけば絶対にお得なことをお伝えいたします。
今まで自宅学習で、色々と試して来たと思いますが、いま一度、親子で確認していただき、入試本番では万全の状態で臨むようにしておきましょう。1点でも多く取った者勝ちですからね!

まず入試問題の問題用紙全体を見渡す!

試験監督が「始め!」と声をかけた瞬間、最後の方は時間が無くなるだろうからと、焦って第一問の計算問題から取り組み始めたい気持ちはよく分かります。なるべくなら前半の計算と一行問題は早目にクリアして、後半の「よく考えなければならない問題」に取り組みたいですよね。でもちょっと待ってください。相手(入試問題)が、全部で何問あるのか?例年通りで変わらないって説明会で言ってたから、大丈夫だろう…と思っていると、意外と落とし穴が待っていたりします。まずは全体を把握しましょう。それで時間のペース配分を決めることができますよね。終了時間の3分前になって、実は裏にも問題があった!などということは判明したら…想像するだけで恐ろしいですね。そうならないためにも時間をケチらず、「最初にしっかり全体をつかむ」ようにしましょう!そして、「解く順番」を瞬時に見極めて、問題に取り掛かりましょう。そして解きやすい問題(好きな問題)から取り掛かりましょう!

 

何を求められているのかをチェック!

長い問題を読んでいるうちに、何を出したらよいのか分からなくなってしまうお子さんがいらっしゃいます。しかも、立てた式が長く、計算に時間がかかってしまうと、ひとつだけの式を計算し、やっと出た答えをそのまま書いてしまいがちです。気持ちは分かりますが(笑)。それからさらに引かなきゃいけなかったり、逆にもともと出発している時間を足さなければならなかったりしなければなりません。速さの問題なら、誰の速さを出すのか?時間なら誰が出発してからの時間を求めるのか?同時に出発しているのか?2人の向きは同じ向き?それとも逆向き?問題文の中に出てきた条件には、必ず丸で囲ってたり、四角で印をつけたりして、見落とさないようにすることです。解けないときは、条件の一部を見落としていることが多いのです。当たり前のことですが、必ず解けるように問題はできていますので、「何か見落としていないか?」「思い込んで解いていないか?」など、自分で自分に問いかけてみましょう。

 

ひっ算だけではなく、横の式を書こう

よく、ひっ算だけちょこちょこっと書いて答えを出している生徒がおります。しかも書く場所を決めていないため、どこにひっ算をしたか分からず、見直すこともできない…。これでは意味がありませんよね。しかもひっ算を探しているうちに時間がどんどん過ぎてしまいます。やはり、横の式をキチンと書くことが大切です。しかも小分けにしないで、一本の式にまとめる(特に平面図形の面積を求める際に、全体から白い部分を引いて斜線部分の面積を求める場合は有効です)方が、絶対お得です!したがって、答えを出すための横の式をまず書いて(長くなるとは思いますが)、それからひっ算を(場所を決めて)して、慌てずにひとつひとつ答えを書いてから、最後に答えを出す…というようにしましょう。


半径6cmの四分円から、内接している正方形(対角線も6cm)を引いて求める場合

6×6×3.14÷4-6×6÷2=36×3.14÷4-18
            =9×3.14-18
            =28.26-18
            =10.26(cm²)
のように、=を同じ位置にそろえて書くと、どの段階で間違えているかが一目瞭然です。ちなみに3.14は、必ず最後の最後に計算しましょう。この例は3.14が1回しか出てきていないから良いようなものの、複数出てきたらカッコの外にくくりだして、最後に計算しましょうね。

見直しは解いたらすぐ!

ひと通り解き終えてから見直しをしようとすると、もしかしたら時間が足りなくなるかも知れません。また、試験時間の終了間際になって、見直しをしたところ、最初に出した答えと別の答えになってしまい、焦った挙句に書き換えたら元の答えで合っていた…という笑えない失敗を一度や二度はしたことがあると思います。そうならないためにも、解き終わったらすぐに見直しをしましょう。いま書いたばかりのひっ算を見直せばそれで済むので、時間の節約にもなります。そして、答えが出た!と思ったら、いま一度、問題を確認しましょう。「あれ?何を聞かれているんだっけ?」「何を答えなきゃいけないんだっけ?」と、自分で自分に問いかけてみることです。

まとめ

中学入試の算数の問題を解く際の4つのポイントをお伝えしました。
①配布された入試問題の全体を、まずは見渡しましょう。時間のペース配分を間違えないように。
②何を求められているのか、答えを確認しましょう。思い込みを避けることができます。
③ひっ算だけではなく、横の式をきちんと書きましょう。見直しの際にも役立ちます。
④見直しは解いた後、すぐにやりましょう。時間の節約にもなりますし、精神的に追い込まれずに済みます。

以上のことが、お子さまの実力を100%出し切っていただける助けになれば嬉しいです!

Shonan FELIX
代表 米本喜彦

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